文字関数について説明します。文字データに文字関数を入力することにより、文字の内部データが表示データに変換され、自動的に情報が表示されます。文字関数には、システムで設定されている文字関数と、ユーザーが任意で設定する文字関数の2種類があります。どちらも重要な役割を果たしますので、それぞれ詳細に見ていきましょう。
目次
システムで設定されている文字関数
まずは、システムで設定されている文字関数についてです。これらの関数は、半角文字で表され、大文字アルファベットを使用します。システムによって設定されている項目に関する情報を表示するためのものですが、図面情報などにより設定されていない場合、関数を入力しても情報は表示されず、関数そのものがそのまま表示されます。
文字関数 | 表示される情報 |
---|---|
^U | 上付き文字(関数の次に入力した文字が上付き文字として表示されます) |
^D | 下付き文字(関数の次に入力した文字が下付き文字として表示されます) |
$(A) | 作成者名 |
$(D) | 日付 (例)2014/04/01 |
$(E) | 版数 |
$(F) | ファイル名 |
$(G) | フルパス付きファイル名 |
$(H) | 履歴情報 (変更日と時間) |
$(M) | メモ情報 |
$(N) | 図面番号 |
$(P) | 用紙 (例)A1 |
$(S) | 縮尺 (例)1/50 |
$(T) | 時間 (例)17:30 |
$(U) | 単位 (例)mm |
$(Z) | 図面名 (例)3 階平面図 |
ヒント
- システムで設定されている文字関数は、表示される情報を変更できません。
- 文字関数入力時に括弧を付けなくても、自動的に文字関数と判断し、括弧付きで表示します。例えば「$A」と入力すると、「$(A)」と表示されます。
- $(D)(日付)、$(T)(時間)の表示形式は、Windows の地域のプロパティでの設定が反映されます。
ユーザーが任意で設定する文字関数
次に、ユーザーが任意で設定する文字関数についてです。これらの関数は、文字データのダイアログ内のアイコンや、図面情報ダイアログなどの文字関数ボタンから表示されるダイアログで設定します。ユーザーが独自の情報を表示するために使用します。
文字関数一括処理ツール(WFTool.exe)を使用すれば、文字関数設定ダイアログで設定された情報を更新できます。使い方等は、また別の記事にて説明します。
以上が、文字関数についての詳細な説明です。皆さんの設備CAD作業に役立つ情報となることを願っています。
コメント